Suica (スイカ)
Suica(スイカ)は、JR東日本が生み出した、ペンギンでお馴染みの電子マネーの代表格となりつつある存在。
乗車カード(定期券)・電子マネー(Suicaイオカード)として利用できるカード。
JR東日本の登録商標でもある。
2001年11月に東日本旅客鉄道(JR東日本)が東京郊外で最初に導入した、ソニーの非接触型ICカードFeliCaの技術を用いている。
2007年3月からは首都圏の私鉄、地下鉄、バスで利用できるPASMO(パスモ)と相互利用を開始し、首都圏の鉄道をほぼ網羅している。
東京モノレールが発行するモノレールSuica、東京臨海高速鉄道が発行するりんかいSuicaといったものもある。
名前の由来
私のみならず多くの方が、スイスイ電車にのれるからスイスイカードの略かな?と思っていたであろう。
だが、ちゃんとした意味があったようである。
Suica(Super Urban Intelligent CArd)というのが正式名称。
発行枚数
Suica(スイカ)の発行枚数は約3,417万枚(2010年11月末現在)。
Suicaの種類
Suica定期券
「Suica定期券」は、定期券の機能と、入金(チャージ)しておくことにより定期券区間外でも改札機にタッチするだけで自動的に精算できる機能を持つ、便利なICカードです。My Suica(記名式)
「My Suica(記名式)」は、入金(チャージ)しておくことにより、改札機にタッチするだけで自動的にご乗車区間の運賃を精算できる、便利なICカードです。Suicaカード
「Suicaカード」は、入金(チャージ)しておくことにより、改札機にタッチするだけで自動的にご乗車区間の運賃を精算できる、どなたでもご利用可能なICカードです。こども用Suica
「Suica定期券」と「My Suica(記名式)」には、こども用があります。「こども用Suica」は、入金(チャージ)しておくことにより、改札機にタッチするだけで自動的にご乗車区間の小児運賃を精算します。なお、「Suicaカード」には、こども用がありません。すでにお持ちの入金(チャージ)機能がない「こども用Suica定期券」に、入金(チャージ)機能の追加をご希望される場合は、JR東日本の駅みどりの窓口にお申し出ください。Suicaの特長
その1:ワンタッチで改札を通過できます。【タッチ&ゴー】
パスケースに入れたまま、改札機の読み取り部にタッチするだけで、スイスイ通過できます。入出場を確実に行うため、Suicaは改札機に水平にしてしっかりタッチさせてください。「ピッ」または「ピピッ」という音がしたら、読み取りOKです。パスケースに入れたままでもきちんとタッチすればOKです。
その2:乗り越しても、改札機で精算できます。
「Suica定期券」は、あらかじめ入金(チャージ)することにより、定期券区間以外で乗り降りしても改札機で自動精算できます。従来のようにきっぷを購入したり、精算をする必要がありません。また、「My Suica(記名式)」「Suicaカード」「Suicaイオカード」ももちろん改札機で自動精算します。なお、改札機を入場する際に初乗り運賃相当額が減額されなくなり、運賃はすべて降車駅で自動精算されます。
その3:お買い物にもお使いいただけます。
鉄道の利用だけでなく、下のマークのあるお店ではSuicaでお買い物もできます。(PASMOのマークのあるお店でもOK! )
Suicaに入金(チャージ)したお金は、鉄道のご利用だけではなく、コンビニ、ショッピングセンター、レストラン、自動販売機等など、お店でもご利用いただけます。
また、一部の私鉄・地下鉄の駅構内等のお店でもご利用いただけます。
その4:便利!リライト、入金(チャージ)でくりかえしご利用いただけます。
●リライト機能Suicaは、券面の印字情報を書きかえることができるリライト機能を採用しています。以下の場合、同じカードをくりかえし使用することができます。
・定期券の継続購入をする場合
・Suicaカードに氏名等を登録して「My Suica(記名式)」にする場合
・SuicaカードやMy Suica(記名式)に定期券を購入して「Suica定期券」にする場合
・Suica定期券の定期券部分のみを払いもどして「My Suica(記名式)」にする場合
●入金(チャージ)機能
Suicaには、入金(チャージ)機能が搭載されていますので、残額が少なくなった場合も、入金(チャージ)することで同じカードをくりかえし使用できます。
その5:安心!My Suica(記名式)とSuica定期券は、紛失しても再発行ができます。
My Suica(記名式)やSuica定期券は、万一紛失しても再発行が可能ですので、安心してご利用いただけます。紛失した際、Suica・PASMOエリア内の主な駅の窓口にご申告いただくと、紛失したカードのご利用を停止。停止完了となった時点での入金(チャージ)残額(Suica定期券は定期券部分を含みます)を保証して、カードを再発行します。なお、再発行カードのお渡しは、翌日以降となります。基本ルール
●デポジットとして購入時には500円が必要であり、カード返却時には無手数料で返却される。
●チャージ(入金)は、自動券売機・自動精算機・カード発売機などで20,000円までできる。
(同じカードを繰り返し使用する事が可能である。)
●チャージ金額は1,000円・2,000円・3,000円・4,000円・5,000円・10,000円の6種類。
●使用期限が存在。Suicaは最後に利用した日から10年間利用がない場合、失効となる。
Suicaが使えるお店
Suicaのマークのあるお店が目印です。
(PASMOのマークのあるお店でもOK! )
Suicaが使えるお店を検索
モバイルSuica
Suicaと携帯電話がひとつになって、ますます便利になったJR東日本の会員制サービス。
カードタイプのSuicaと同様に、自動改札機に携帯電話をタッチするだけでそのまま入出場できることに加え、携帯電話を用いていつでもどこでもチャージが可能になります。
Suicaまにあの場合は、携帯電話・クレジットカード(財布内)共に常備しているのでこのモバイルSuicaは現在利用していません。
モバイルSuicaのご案内
Suicaポイントクラブ
満を持して2007年6月1日よりスタートしたsuicaのポイント制度。
「モバイルSuica」、「ビュー・スイカ」カード、とマークがあるカードの利用者が対象。「Suicaポイントクラブ」に会員登録(無料)いただくと、お買い物でためたポイントを「Suica電子マネー」に交換できる「Suicaポイント」サービスをご利用いただけます。
Suicaポイントクラブのご案内
「Suicaポイントがたまるお店」について
SuiPo(Suicaポスター)
SuiPoとは、広告ポスターの脇に設置されたSuicaリーダをSuica(モバイルSuicaを含む)でタッチすると、ポスターに掲載されている商品・サービスの詳細情報やキャンペーン応募情報、クーポン等が事前に登録した携帯電話に配信されてくるという新しい広告媒体のこと。
ポスター・Suica・携帯電話の3つを組み合わせた広告システムである。
2006年7月31日に新宿駅から設置が始まった。
アクセスしていろんなイベント情報が収集できたり、次世代の広告といった感じである。ドコモの「トルカ」と同じという意見もちらほら・・・
Suicaポスター(SuiPo)について
SuicaのCM
かわいらしいSuicaのCMをご紹介!
私はSuicaと暮らしています 今日も私はSuicaで水を買った
女優でも電車に乗る モバイルSuica始まりました
【CMイメージソング】
『やさしさに包まれたなら』 作詞・作曲 荒井由実 「Suicaキャンペーン」CMソング
『虹の下のどしゃ降りで』 作詞・作曲 松任谷由実 「モバイルSuicaキャンペーン」CMソング
マスコットキャラクター
suicaといえばマスコットキャラクターはペンギン。
Suica用のオリジナルではなく、絵本作家のさかざきちはる(坂崎千春)さんの作品のキャラを起用したものである。
名前 :「Suicaのペンギン」「ペンギン」(これといった名前はない。)
種別 :アデリーペンギン
出身地 :南極
好物 :魚肉ソーセージ
「ペンギンは寒い国の動物だから、日本の夏の風物詩であるスイカを知らない。全く知らない『スイカ』に初めて触れる存在」ということでペンギンになったとか。
新しいサービスの開始に当たって、JRのお堅いイメージなくしてかわいらしいキャラでのキャンペーンを打ち出したJR東日本の戦略、は見事に功を奏したといえそうだ。現に他社も同じ戦略を取り入れている。
Suicaまにあがこんな記事を書いているのも、見事にペンギンが愛おしいからである
公式サイト
Suica(スイカ) | JR東日本
http://www.jreast.co.jp/suica/